飲食店の会計ソフトはfreeeとマネーフォワードのどちらが合う?料金・連携・選び方を比較

飲食店の会計ソフトをfreeeとマネーフォワードで比較する店長 会計ソフト

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飲食店の会計ソフトを選ぶとき、候補に挙がりやすいのが「freee会計」と「マネーフォワード クラウド会計」です。

どちらが優れているのか、先に答えを知りたい人も多いと思います。しかし、小規模な飲食店では、機能の多さだけで選んでも経理は楽になりません。

大切なのは、税理士との分担、POSレジや銀行との連携、利用する人数、そして毎日迷わず操作できるかです。

私は飲食店の現場と経理の両方を経験し、現在はマネーフォワード クラウド会計を使い始めて約2か月です。ただし、まだ初期設定の段階です。また、freee会計は実際には使っていません。

そのため、この記事では次の2つを分けて説明します。

  • freeeとマネーフォワードの料金・機能:両社の公式情報
  • マネーフォワードの使用感:設定中の段階で確認できた範囲

両方を使い比べたような書き方はせず、飲食店が自分で判断するための材料を整理します。

結論:優劣より、自店の経理の流れとの相性で選ぶ

現時点では、freeeとマネーフォワードのどちらか一方が、すべての飲食店に向いているとは言えません。

両サービスとも、個人事業主、ひとり法人、小規模法人、さらに事業を成長させたい会社に向けたプランを用意しています。

最初に確認したいのは次の7項目です。

  1. 個人事業主か法人か
  2. 顧問税理士が普段使っているサービス
  3. スマレジ、銀行、カードなど必要な連携先
  4. 会計を操作する人数
  5. 給与・勤怠・経費までまとめたいか
  6. 電話サポートが必要か
  7. 無料体験で実際に操作しやすいか

料金表を見てすぐ契約するより、自店で毎月行う作業を一度書き出してから比較するほうが失敗を減らせます。

筆者の利用状況と、この記事で比較できる範囲

私は現在、マネーフォワード クラウド会計を使い始めて約2か月です。

ただし、現在は口座や会計情報などを整える設定段階です。日次・月次の作業がどれだけ減ったか、長期間使ってどこが便利だったかを断定できる段階ではありません。

freee会計は使ったことがないため、freeeの操作感について「使いやすい」「使いにくい」と評価することもできません。

今の時点で感じているのは、両方とも事業規模に応じた機能を持つ会計ソフトであり、最終的には好みと使い勝手の相性が大きいということです。

今後、マネーフォワードの設定と実運用が進んだら、連携にかかった時間や残った手作業も追記します。

freeeとマネーフォワードの違いを一覧で確認

比較項目 マネーフォワード freee
個人事業主向け 複数プランあり 複数プランあり
法人向け ひとり法人から中小企業向けまで ひとり法人から中小企業向けまで
銀行・カード連携 明細取得と勘定科目の提案 明細取得と「自動で経理」
税理士との共有 メンバー追加と監査権限 税理士・会計士の招待に対応
スマレジ 必要な連携仕様を契約前に確認 公式ヘルプで売上取り込みを案内
周辺業務 会計を含む複数のバックオフィスサービス 会計、人事労務、請求書等の製品群
最終確認 無料体験で操作感を確認 無料体験で操作感を確認

表だけを見ると似ていますが、画面の考え方、登録の流れ、料金に含まれる範囲は同じではありません。

法人向け料金を比較

2026年7月23日に公式サイトで確認した、年払い時の月額換算・税抜料金です。

マネーフォワード クラウド

プラン 月額換算・税抜
ひとり法人 2,480円
スモールビジネス 4,480円
ビジネス 6,480円

マネーフォワードは、会計を含むバックオフィス関連の複数サービスを基本料金で利用できる構成です。プランによって利用人数や部門管理などの範囲が異なります。

freee会計

プラン 月額換算・税抜
ひとり法人 2,980円
スターター 5,480円+従量課金
スタンダード 8,980円+従量課金

freeeも、ひとり法人から成長を目指す法人まで複数のプランがあります。プランによってメンバー数、サポート、レポートなどが異なり、従量課金が発生する場合があります。

単純な月額だけでなく、実際に使う人数や機能を含めた年間総額で比べる必要があります。

個人事業主向け料金を比較

個人事業主向けの年払い時・税抜の月額換算は次のとおりです。

サービス 主なプラン 月額換算・税抜
マネーフォワード パーソナルミニ 900円
マネーフォワード パーソナル 1,280円
マネーフォワード パーソナルプラス 2,980円
freee スターター 980円
freee スタンダード 1,980円
freee プレミアム 3,316円

注意したいのは、最安プランでは消費税申告に対応していなかったり、レシート読み取り件数やサポート方法に上限があったりすることです。

飲食店は現金売上、キャッシュレス売上、仕入、経費などの取引が多いため、最安料金だけで決めず、毎月扱う証憑と必要な申告を確認してください。

飲食店が確認したい7つの選び方

1.顧問税理士が普段使っているか

最初に税理士へ確認したいのは、どの会計ソフトを普段使っているかです。

両サービスとも税理士との共有に対応しています。しかし、税理士側の慣れや事務所の運用によって、やり取りのしやすさは変わります。

自店だけで決めず、契約前に「このサービスで共有して問題ないですか」と確認しておくと安心です。

関連記事:飲食店の会計を税理士に任せる前に確認する5項目

2.スマレジなど必要なサービスと連携できるか

飲食店では、POSレジの売上を会計へどう渡すかが重要です。

freeeの公式ヘルプでは、スマレジの日次売上を取引として取り込めると説明されています。一方で、スマレジの無料プランでは利用できないことや、連携後にPOS側で修正した売上が自動反映されない場合があることも案内されています。

「連携できる」という一言だけで判断せず、次を確認してください。

  • 利用中のPOSプランが対象か
  • 店舗別に売上を分けられるか
  • 現金とキャッシュレスをどう処理するか
  • 修正や取消が発生したときに何が残るか

関連記事:飲食店でスマレジを使って分かったメリット・注意点

3.銀行・カード・現金の流れに合うか

銀行口座やクレジットカードの明細連携は、両サービスが案内している主要機能です。

ただし、飲食店ではレジ現金、現金仕入、デリバリーサービスの入金など、銀行明細だけでは完結しない取引があります。

自動連携できる部分だけでなく、最後に誰が現金と売上を照合するかまで決めておく必要があります。

4.会計を操作する人数と権限

経営者、経理担当者、店長、税理士など、会計へ関わる人が増えると必要な権限も変わります。

プランの基本料金に含まれる人数、追加料金、閲覧だけの権限、承認機能を確認しましょう。

5.給与・勤怠・経費までまとめるか

会計だけを使うのか、給与、勤怠、経費、請求書までまとめるのかで、料金の見え方が変わります。

将来店舗を増やしたい場合は、現在必要な機能だけでなく、従業員や部門が増えたときのプランも確認しておくと乗り換えを減らせます。

6.どのサポートが必要か

メールやチャットで十分なのか、初期設定で電話サポートが必要なのかを考えます。

パソコン操作に不安がある場合は、月額の安さより、困ったときに質問できる方法を優先したほうが継続しやすいことがあります。

7.無料体験で実際の操作を確認する

使いやすさは、説明だけでは判断できません。

無料体験では、すべてを設定する必要はありません。次の3つを試すだけでも相性を確認できます。

  1. 銀行またはカードを1つ連携する
  2. 売上と経費を1件ずつ登録する
  3. 税理士へ見せたい画面を開く

操作に迷った場所をメモして、もう一方のサービスでも同じ作業を試すと比較しやすくなります。

freeeを候補にしやすいケース

freeeは、公式サイトで分かりやすい入力画面や「自動で経理」を特徴として案内しています。

次のような店は候補に入れて、無料体験で確認する価値があります。

  • 会計の専門用語に不安がある
  • スマレジから日次売上を取り込みたい
  • freeeを利用している税理士と共有したい
  • freeeの人事労務や請求書なども検討している

これは、筆者が実際に使った評価ではありません。自店の取引で操作して判断してください。

マネーフォワードを候補にしやすいケース

マネーフォワードは、銀行・カード等のデータ連携や、会計を含むバックオフィスサービスの組み合わせを案内しています。

次のような店は候補にしやすいでしょう。

  • 銀行、カード、会計データの連携を重視する
  • 給与、勤怠、経費なども同じサービス群で検討したい
  • マネーフォワードを利用している税理士と共有したい
  • 将来、利用人数や部門が増える可能性がある

私は現在設定中なので、導入後の時短効果については今後の運用を確認してから追記します。

マネーフォワード クラウド会計の公式情報を確認する

導入前チェックリスト

  • ☐ 個人事業主用か法人用かを確認した
  • ☐ 消費税申告に対応するプランを確認した
  • ☐ 税理士へ利用サービスを相談した
  • ☐ スマレジなど必要な連携先を確認した
  • ☐ 会計を使う人数と権限を確認した
  • ☐ 従量課金を含む年間費用を計算した
  • ☐ 現金取引など、連携後も残る作業を確認した
  • ☐ 無料体験で同じ作業を試した

よくある質問

Q.店舗を増やすなら、どちらを選ぶべきですか?

両サービスとも、ひとり法人から小規模・中小企業向けまで複数のプランがあります。店舗数だけで決めず、部門管理、利用人数、権限、POS連携、給与・勤怠まで含めて確認してください。

Q.税理士へ全部任せるなら、会計ソフトは不要ですか?

税理士へ依頼する範囲によります。店舗側には、売上、現金、仕入、領収書などの情報整理が残ることがあります。契約前に、店舗が行う作業と税理士が行う作業を分けて確認してください。

Q.一番安いプランで始めても大丈夫ですか?

必要な申告、レシート件数、利用人数、サポートを満たしていれば候補になります。ただし、飲食店は取引件数が多くなりやすいため、上限と追加料金を先に確認してください。

まとめ:最終判断は実際の操作感で決める

freeeとマネーフォワードは、どちらも個人事業主から成長企業までを対象にした会計サービスです。

選ぶ順番は、次のようにすると分かりやすくなります。

  1. 税理士と必要な連携先を確認する
  2. 利用人数と年間総額を確認する
  3. 無料体験で同じ作業を試す
  4. 毎月無理なく続けられるほうを選ぶ

私はマネーフォワードを使い始めて約2か月ですが、まだ設定中です。今後、実際の月次経理まで進んだ段階で、便利になった点と残った作業を追記します。

会計ソフトは、契約しただけでは経理を減らしてくれません。自店の売上・現金・仕入の流れに合わせて設定し、税理士との役割を決めることが大切です。


公式情報・確認日

2026年7月23日確認。料金・機能は変更される場合があります。

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