店頭で使っていた求人ポスターを見ながら、「募集条件はそのままで、もっと店の雰囲気が伝わるデザインにできないか」と考えました。
そこで、以前のポスターと店舗・料理・スタッフの写真をChatGPTへ渡し、求人ポスターを作り直しました。この記事では、実際のビフォー・アフターと、作るときに気をつけた点を紹介します。
※掲載画像は、店名、店舗名、住所、駅名、電話番号などを公開用に匿名加工しています。求人条件を含む画像内の文字は、掲載・印刷前に必ず原本と照合してください。
以前使っていた求人ポスター
以前のポスターは、オレンジ色の背景に、職種、時給、シフト、待遇などをまとめた文字中心のデザインでした。
必要な情報は載っていますが、どんな料理を出す店なのか、どんな雰囲気で働くのかは伝わりにくい状態でした。

最初にこの画像をChatGPTへ見せ、募集条件を読み取ってもらったうえで、「もっと応募したくなる求人広告にして」と依頼しました。
ChatGPTへ伝えたこと
完成イメージに近づけるため、次のような希望を具体的に伝えました。
- 沖縄らしい明るい雰囲気にする
- 実際の料理写真を取り入れる
- シーサーとハイビスカスを使う
- スタッフの笑顔が伝わるデザインにする
- InstagramとA4印刷の両方で使いやすくする
スタッフ写真は、本人に協力してもらって撮影しました。最初は実写を使いましたが、親しみやすい印象にするため、最終的にはアニメ調へ変更しています。
完成した求人ポスター
完成版では、時給や待遇などの必要な情報を残しながら、店舗、沖縄料理、スタッフ、シーサー、ハイビスカスを加えました。

文字だけだった以前のポスターと比べると、何を募集しているかだけでなく、店の明るさや沖縄らしい雰囲気も伝わるデザインになりました。
今回の感覚は、「AIに作ってもらった」というより、こちらが方向を伝え、AIと一緒に形にした、という方が近いものでした。
実際に作って分かった3つのこと
1. 抽象的な依頼だけで終わらせない
「目立つデザインにして」だけでなく、色、写真、モチーフ、伝えたい雰囲気を具体的にすると、方向を合わせやすくなります。
2. 実際の写真を使うと店らしさが出る
店舗や料理の写真を加えることで、一般的な求人ポスターではなく、その店の仕事を想像しやすいデザインになります。
3. 求人条件と個人情報は人が確認する
時給、勤務時間、待遇、電話番号などをAI任せにしてはいけません。元の求人票と一項目ずつ照合し、スタッフ写真はAIへの入力と広告・ブログへの掲載について本人の同意を確認します。
飲食店が同じ方法で作る手順
- 現在の求人ポスターと正しい募集条件を用意する
- 店の雰囲気が分かる写真と、入れたいモチーフを選ぶ
- ChatGPTへ目的と希望を具体的に伝える
- 完成画像の日本語、時給、待遇、連絡先を原本と照合する
- Instagram用と印刷用にサイズを整える
写真には、店名、住所、伝票、お客様、スタッフなどが写り込むことがあります。AIへ入力する前に不要な情報を削除し、利用サービスのデータ設定も確認してください。
まとめ
ChatGPTを使うことで、文字中心だった求人ポスターを、店の料理や雰囲気まで伝わるデザインへ作り直せました。
大切なのは、AIへすべてを任せることではありません。店側が伝えたい内容を決め、素材を選び、最後に条件と個人情報を確認する。そのうえで使えば、ChatGPTは求人ポスター作りを一緒に進める相手になります。
現在のポスターを改善したい方は、まず「残したい募集条件」と「新しく伝えたい店の雰囲気」を分けて書き出すところから始めてみてください。


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